xoxo(Kiss&Hug) EXTREME『凛音〜rinne〜』

総評

xoxo (Kiss&Hug)通称キスハグは2015年の3月に活動開始。
TRASH-UP!! RECORDSの、少女閣下のインターナショナルとか、あヴぁンだんどとかいわゆるサブカル系を地で行くグループの一つ。
主要メンバーが抜けた後(凪原 亜季と本間 美咲はWiLLへ)
xoxo(Kiss&Hug)EXTREME通称キスエクとなってからは、1年以上現メンバーで安定し活動を続けている。

実は今回公開された凛音〜rinne〜が初のMVらしい。吉田凛音と関係があるのかどうかは不明。
ライブ動画は多く上がっているし、キャリアは長めと思っていたので少々意外である。
さっそくMVを一聴してみたが、正直唖然とした。
キャッチフレーズのとおり、プログレッシブロックなのだが、余りにも古いプログレなのだ。
1970年代に黄金期だったシンフォニックプログレそのまんま。
余りにも響きが古すぎる。
ドルヲタの年齢が上がっているとはいえ、古き良きプログレを知っている人は少ないと思うのだが、とにかく大昔のシンフォニックプログレは、現代からすると余りにも古臭い。

洋楽をベースにしたアイドルというのは、実は多く存在している。
あるジャンル(例えばヘビメタとかパンクとか)の元々のファンが、その音楽をやっているアイドルも推せるかというと必ずしもそうとは言えない。
プロデュース側の「俺は知っている感」丸出しの自慢気な曲作りが鼻について、むしろ推せない場合が多いと思う。
残念ながら、キスエクもその代表的な存在に思えて仕方がない。
キングクリムゾンとか、イエスなどを愛聴している生粋のプログレファンは、むしろ敬遠してしまうのではないかと。
多分、キスエクを楽曲派アイドルとみなして騒いでいる連中は、プログレファンでも何でもないのだろう。

一周回って、その古典的なサウンドが斬新な響きとなって若者ドルヲタ(ピンチケ)に受けるかというのも疑わしい。
非常に評価しづらいというのが、正直なところである。
ただ、アイドルの一ジャンルとしては貴重な存在なので、売れることがなくても長続きして欲しいと願うグループの一つである。

メンバー

  • 楠 芽瑠(Kusunoki Meru)めるたん 6月26日 東京都 O型
  • 一色 萌(Hiiro Moe)萌ちゃん、萌氏 5月27日 東京都 A型
  • 小日向 まお(​Kohinata Mao)ちゃんまお 4月20日 東京都 O型
  • 小嶋 りん(Kojima Rin)りんりん 8月13日 千葉県 O型

参考動画

xoxo(Kiss&Hug) EXTREME『凛音〜rinne〜』

凛音〜rinne〜 / xoxo(Kiss&Hug) EXTREME【Official MV】